歯科開業・クリニック開院のインテリアデザイン

 

インテリアデザイナー:山村俊介の紹介
デザイン事例1:栗林歯科クリニック 様
デザイン事例2:伊佐治内科 様
デザイン事例3:錦糸町スマイル歯科クリニック 様

錦糸町スマイル歯科クリニック 様

プライバシーと開放感を両立させたコマーシャルクリニック

錦糸町スマイル歯科クリニックは幹線道路に面しており通勤時間は特に人通りが多い場所にあります。そこで私たちは空間全体をコマーシャルスペースとしてデ ザインを進めていくことにしました。

まず通りすぎる一瞬でクリニックの活気を感じてもらえるような仕掛けをいくつかほどこしました。その一つが中央のメイン通路です。スタッフが行き交うような導線にすることで常に人の動きを感じることができます。さらに、直線的な構成の中に曲面を加えることで、空間に奥行きと柔らかさを与えています。

建具を使わずにマッシブな壁を立てるだけでプライバシーを守り、開放感も両立させるなどさまざまなテクニックを用いて、必要とされるギリギリのスペースでありながら空間を広く見せています。

オフホワイトを基調に空を感じる爽やかなペールブルーとヤマブキに近いイエローのアクセントカラーで空間を彩り、ウォールナットの美しいブラウンと床のリノリウムのブラックが空間をしっかりと引き締め美しい空気感を生み出しています。

一つひとつ丁寧に選んだ名作のチェアや照明、グリーンや小物などは 質感や色合いのバランスを取りながらトータルにコーディネートしています。自然光がたっぷり降りそそぐ住宅のような空間は、患者さんが安心して治療を受けられるだけでなく、先生のホスピタリティがしっかりと伝わる空間になっています。

照明はイニシャルコストが手頃で省エネにもなる電球色の蛍光灯を多用しています。デザイン性だけでなく、ランニングコストの軽減を目的とした選定を行っています。

北欧のデンマークから取り寄せたルイスポールセン社のペンダントライト。目線の柔らかな光が患者さんの心まで癒します。曲面の壁は職人さんが吹付けで仕上げた左官の壁。

カウンターなどのオリジナル家具は天然木のウォールナット(くるみ)を練り付けています。ペールブルーとイエローの壁は天然顔料を使用したイギリス・ファロー&ボール社の塗料をつかい深みのある美しい色に仕上げました。

カルテシェルフの上に並べたアイテムはイタリア・ルーチェプラン社のスタンドライト。グリーンはハオルシア。時計はキャッシュトレイと同じジャパンデザインのパイオニア、渡辺力のアイテムをセレクト。

待合室はアルコーブのように壁をへこませてL字型のベンチソファを配置しました。間接照明に照らされたペールブルーの壁は掲示板として自然素材でありなが ら耐久性の高いオランダ・フォルボ社のリノリウムで仕上げています。ベンチソファはホテルなどで使われる高い機能性を持ったアメリカ・ルームソース社の ファブリック。グリーンはエルサムとユーフォルビア。

イタリア・カタラーノ社の洗面器。清潔感を重視し、患者さんが使いやすいデザインにしています。

美しい曲線のチェアはデンマーク・フリッツ・ハンセン社を代表する名作、セブンチェア。

天井高は2360mmと一般的な住宅と変わりませんが、横への広がりを強調することで圧迫感を感じさせません。

「リンブルグの白」と呼ばれる高品質なオパールガラスを使用したドイツ・リンブルグ社のブラケットライト。

クリニックの心臓部、サーバー用のキャビネット。白い壁や天井は純白からわずかにグレーがかったオフホワイト。ヨーロッパでは一般的な塗装仕上。

床は日本の畳のようにヨーロッパでは古くから使われているオランダ・フォルボ社のリノリウム。天然素材なので埋めると100%土に還ります。さらに天然の抗菌性を持っています。

改装前の様子。

 

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